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探偵コラム

飲み屋通いが浮気調査で発覚!これって浮気になるのでしょうか?

どうも配偶者の帰りが遅い…浮気しているかもと思って探偵を雇ったところ、飲み屋通いをしていることが発覚したとします。もし接待を伴うお店だったとして、これは浮気として処理できるのか判断が微妙なところです。

1.ただの店通いであれば微妙

浮気調査をしたところ、旦那さんがキャバクラに通っていたことが発覚したとします。結構調査をしてみた結果、浮気相手がいわゆる夜の商売の人というパターンは少なくありません。この場合、お店の営業範疇であれば、一般的に言うところの「浮気」にはなりにくいでしょう。キャバクラといっても、けっこう過激なサービスをウリにしているところもあります。セクシーキャバクラ略して「セクキャバ」では、トップレスでお客さんにまたがってキスしたりハグしたりというサービスを行っているところもあるようです。一見すれば浮気だと思う人もいるでしょう。しかしこれはあくまでも店のサービスの一環なので、浮気と断言するのは難しいでしょう。

ちなみにキャバクラやスナックの世界では、同伴やアフターというのもあります。同伴とは店以外のところで女の子と落ち合います。そして食事などをしてから一緒に店に入って接待を受けるスタイルです。アフターは逆に、お店終わりで一緒に店外デートを楽しむ方式です。この同伴やアフターをしただけで浮気と結論付けるのは難しいでしょう。

ただしホテルに行けば不貞

しかしもし同伴やアフター、もしくはキャバ嬢が仕事以外でお客さんと落ち合って、ホテルなどに行っていれば話は別です。完全に肉体関係を持っていることの証明になるでしょう。探偵が過去に調査した事例では、とあるキャバ嬢と旦那さんが不倫していたのですがお店に出勤していない日を含め、週に複数回ラブホテルに出入りしていることが発覚しました。その結果、業務関係なく継続的なお付き合いのあることが証明でき、奥さんは離婚と慰謝料請求したという事例も見受けられます。

2.枕営業とみなされる可能性も

枕営業という言葉を聞いたことはありませんか?お客さんを確保するために、肉体関係を持つという営業活動です。このような枕営業、飲み屋でも行われることがあるようです。実はこの枕営業をめぐって、裁判になった事例があります。2015年のことですが、とある銀座のクラブのママが夫相手に枕営業をしていたとして、妻が賠償請求する裁判が行われました。ちなみにこの事例では月に1~2回くらいのペースでママと昼食してからホテルに行って、セックスをしていたとのころです。しかもこの関係が実に7年間も続いたと言います。

裁判所ではこの行為は「優良客を確保するため」の営業の一環だと判断しました。つまり枕営業によって夫婦の結婚生活が破綻に追い込まれたわけではないとなり、賠償請求は棄却されました。ただし専門家の間では、これは控訴すれば判決が覆ったのではないかという意見の方も少なくありません。ただ原告の奥さんは控訴を諦めてしまったので、これで決着しました。

証拠を押さえておくことが大事

今回の事例でより有利な判決を得るためには、証拠を押さえたほうが良かったのではないかと言われています。具体的には、店とは一切関係なくお付き合いをしている証拠です。例えばメールやLINEのやり取りなどがあるでしょう。その中で「愛している」や「好き」といったような恋愛関係をにおわすようなコメントがあると有利です。そのほかには誕生日をはじめとした記念日に一緒にいることもただの枕営業ではなく、お付き合いしている証拠になりえます。このような不法行為に当たるような証拠を残しておくと判決のひっくり返った可能性があります。

3.探偵を利用することがポイント

どうやらいつも飲み屋に出かけていて、そこの女の人と仲がよさそうというのであれば、相手が誰なのかを押さえておく必要があります。もしかすると一つの飲み屋に通い続けている場合もあるでしょうし、複数のお店を渡り歩いている可能性も考えられます。相手が誰なのかわからなければ、不倫の主張も難しくなります。またもし飲み屋の人と肉体関係があれば、配偶者だけでなく、相手の女性にも慰謝料を請求できます。
相手がわからないと慰謝料請求も不可能です。もし離婚して新しい生活を始めようと思っているのなら、お金が必要です。できるだけ多く慰謝料をとることができれば、新生活の基盤もよりしっかりとしますし、将来に不安を感じることもないでしょう。

飲み屋の調査をするためには、旦那さんの行動調査が必要になってきます。どこにある飲み屋で関係の疑われる相手はどんな人なのか、掴みたければ探偵の利用を検討しましょう。中には自分の顔が相手に知られているので直接いけないというケースもあるでしょう。そんな中で不定の証拠をとるためには、プロの探偵に依頼したほうがいいです。プロの探偵であれば、尾行や張り込みなど高いスキルがあります。相手に知られることなく、浮気の情報を収集できるかもしれません。

費用の話し合いはしっかり行うこと

探偵を雇うにあたって、費用がどのくらいかかるのか気になる人も多いでしょう。探偵の費用は調査内容や期間によって変わってきます。信頼できる事務所であれば、前もってどのくらいの費用が掛かるか見積もりを提示してくれます。見積もり作成だけなら無料で行ってくれるところも多いです。見積金額を見て、正式に依頼するかどうか判断してみるといいでしょう。

4.まとめ

女性のキャストのいる飲み屋にしょっちゅう旦那さんが出かけていると「もしかして浮気なのでは?」と思うかもしれません。ただの身に出かけていて接客を受けているだけなのか、そうではなく深い関係込みなのか、証拠を押さえておく必要があります。これを自分でやろうと思うと、かなりの労力が必要です。また失敗して相手に自分の周辺を嗅ぎまわっていることを知られるリスクもあります。情報収集しようと思っているのであれば、探偵の活用を検討したほうがいいでしょう。慰謝料を請求したい、不倫が事実なら離婚しようと思っているのであれば、調停や裁判のことを考えて、探偵に相談するだけしてみませんか?

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