婚活パーティーに現れるストーカー!主な特徴や対処法を解説します
「婚活パーティーで知り合った人から、しつこく付きまとわれている」「まるでストーカーのようで迷惑している」など、婚活パーティーでストーカーの被害に遭うケースが実際に発生しています。
気軽に参加できるパーティーだからこそ、より慎重な対応が求められるともいえるでしょう。
今回は婚活パーティーに現れるストーカーの特徴について、被害に遭った際の対処法と一緒に解説します。
婚活パーティーでストーカーになりやすい人の特徴
まずは婚活パーティーに参加している人の中で、ストーカーになりやすい人が持つ特徴を見ていきましょう。事前に特徴を理解しておくだけで、「この人、ちょっと危ないかも?」と防衛反応が働くようになるはずです。
過去の恋愛経験がゼロ、または極端に少ない
1つ目の特徴は過去の恋愛経験がゼロ、または極端に少ないことです。人間は恋愛の成功や失敗を通じて、相手との適した距離の取り方や関わり方、喜ばせ方などを学びます。
そのため過去の恋愛経験がまったくなかったり、極端に少なかったりすると、距離の取り方が良く分からず、ストーカーのような行動に走ってしまう人もいるのが事実です。
一目ぼれや運命を強く意識する
一目ぼれや運命を人一倍強く意識する人も、ストーカーになりやすいといえるでしょう。実際に一目ぼれをした相手と運命的に結婚をする人もいますが、人一倍信じ込んでしまう人には注意が必要です。
「もうこの人しかいない!」「この人は自分にとっての運命の人なのだ!」と強く信じ込むと、冷静な判断や周りのアドバイスに耳を傾けることができなくなり、ストーカー化する可能性が高まります。
結婚を焦っている
3つ目は結婚を焦っていることです。「早く結婚をしないと」と焦っていると、焦った感情が特定の相手に対する恋愛感情を大きく加速させてしまいます。
「この人を逃したら、もう次はないかもしれない」と思い込み、相手に強くこだわってしまうのです。
婚活パーティー外におけるストーカーによるさまざまな被害
婚活パーティーに参加した人の中には、パーティーが終わった後でストーカーによるさまざまな被害を受けています。
具体的にどのような被害に遭っているのかをチェックしていきましょう。
交際していないのに毎日連絡が来る
1つ目は交際をしていないにも関わらず、毎日相手から連絡が来ることです。交際しているならまだしも、交際をしていないのに毎日「おはよう」「いま何してるの?」「おやすみ」といったメッセージが1日に何通も届くのは普通では考えられません。
お互いに好意を持っているなら良いですが、こちらがメッセージを返信しなくても、お構いなしに連絡が来るのは迷惑行為といえるでしょう。
交際を断ってもしつこく申し込まれ続ける
相手から申し込まれた交際を断っても、その後もしつこく申し込まれ続けることもあります。
自分では断ったつもりでも相手にとっては断られたと認識していなかったり、本気にしていなかったりする可能性もあるため、オブラートに包まずにストレートに「交際はできません」「もう連絡をしないでください」と伝えることが大切です。
尾行される
3つ目は尾行されることです。婚活パーティーが終わった後、相手からこっそり尾行されることも実際にあります。
「連絡先を知りたい」「住んでいるところを知りたい」「デートに誘いたい」などが主な理由ですが、住んでいるところまで突き止められるのは非常に怖いものです。
ストーカーによる被害を受けたときの対処法
婚活パーティーが終わった後でストーカーによる被害を受けたとき、どのように対処すれば良いのでしょうか。
主な対処法を全部で4つ紹介します。
パーティー後に尾行されたら会場へ戻る
婚活パーティーが終わった後で尾行されていることに気づいたら、パーティー会場へ戻ってください。
そのまま自宅へ帰ってしまうと、住所を相手に知られてしまいます。また「連絡先を教えれば、とりあえず納得するだろう」と考えるのも止めましょう。
パーティー会場へ戻ってスタッフに事情を伝え、しばらくの間かくまってもらってください。または会場からタクシーなどを手配しもらい、安全に最寄り駅まで送ってもらうのがベストです。
電話やSNSはブロックする
パーティー後に何度も断ってもしつこく連絡が来るようであれば、電話やSNSをブロックするのがおすすめです。連絡を取る手段をシャットアウトすることで、相手にあなたの本気度を伝わります。
ただしあなたが住んでいるところや勤務先などをすでに知られているような場合は、ブロックしない方が良いでしょう。連絡手段を断つことで、直接押しかけられる可能性が高まります。
被害に関する記録を残しておく
3つ目はストーカーによる被害に関する記録を残しておくことです。送られてきたメッセージや着信履歴をスクリーンショットにしたり、具体的な言動や行動についてのメモを取っておいたりするようにしてください。
ただし相手が尾行や待ち伏せをしている瞬間を写真やビデオに残そうとすると、気づいた相手が逆上する可能性も十分にあります。ストーカーはどのような反応をするのか予測が付かない部分もあるため、できれば個人で証拠をつかもうとするのは止めた方が無難です。
被害の証拠を確実につかむ際におすすめの方法が、探偵事務所への調査依頼。ストーカー調査に関する豊富な実績や、高い調査スキル、最新の機材などを活用して、尾行や待ち伏せなどに関する証拠を画像や映像に残してくれます。
また相手の身元が分からない場合も、素性を特定してくれるメリットもあるでしょう。
警察へ相談をする
現在日本では「ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)」にもとづいて、警察がストーカー被害に関する相談や捜査をおこなってくれます。
被害に関する証拠や記録を持って、警察に相談してみましょう。状況に合わせて警告や禁止命令、処罰などを求めてもらえます。
まとめ
気軽に参加できる婚活パーティーには、ストーカーも潜んでいるため注意しなければいけません。今回紹介した特徴も参考にしながら、慎重な行動を心がけましょう。
多くの探偵事務所では初回相談を無料としているため、ストーカー被害で困っている人は気軽に相談してみてはいかがでしょうか。