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探偵コラム

【子供のいじめ】ICレコーダーを証拠集めに使用しても大丈夫?

「最近子供の元気がなくなった」「学校で持ち物を紛失することが多くなった」など、「もしかしたら、いじめられているのかも?」と感じている人はいませんか。

子供にいじめの被害を受けている可能性が生じた場合、親としてはまず証拠をつかみたいと思うのは当然のことでしょう。

いじめの証拠として有効なものの一つが、ICレコーダーなどの機器で録音をした音声データです。しかしそもそも録音をしてしまっても大丈夫なのか、権利侵害にあたらないのか気になりますよね。

今回はいじめの証拠集めにICレコーダーを使用しても良いのかどうか、そしてレコーダーを使用する際のポイントについて解説します。

【子供のいじめ】証拠集めにICレコーダーを使用するのは問題なし!

結論から述べると、子供のいじめ問題で証拠を集めるために、ICレコーダーを使用することも問題ありません。

ただし使用方法には注意が必要です。次の3点を守って使用するようにしましょう。

レコーダーは子供自身に持たせる

まずはレコーダー本体を、子供自身に持たせることです。

衣類のポケットやカバンなど、いじめの相手からすぐに見つからない場所に入れておくようにしましょう。レコーダー以外にもスマホの録音アプリなども有効ですね。

あくまでも子供本人や持ち物に設置することが大切です。

確実にいじめの証拠をつかみたい気持ちから、学校内やいじめをしている相手の持ち物などにレコーダーを設置しようとする人もいますが、不法侵入やプライバシー侵害で訴えられるかもしれません。絶対に止めましょう。

録音したデータは改ざんしない

いじめの証拠となる音声を録音したデータは、絶対に改ざんしないようにしましょう。よりいじめられている事実が強調されるようにデータの一部を消去したり、音量を調整したりしてはいけません。

もし改ざんされたデータであることが後から分かると、証拠として機能しなくなる可能性があります。

ネットに載せたり、不特定多数の人に送信したりしない

最後は音声データをネットに載せたり、不特定多数の人に送信したりしないことです。

いじめの証拠をつかんでも、その後の学校側や加害者側の対応が悪いと、納得できずにイライラすることもあるでしょう。

しかし腹いせのつもりで音声データをネットに載せる、不特定多数の人に送信することもNGです。プライバシーの侵害に該当し、訴えられるかもしれません。

証拠としてつかんだ音声データは、あくまでもいじめの証拠としてのみ活用するようにしてください。

いじめの証拠集めにピッタリ!ICレコーダーの種類

ICレコーダーはいじめの証拠集めにピッタリです。しかし通常の議事録用などとして使用されるレコーダーではある程度の大きさがあるため、所持していることが知られる可能性があります。

いじめの証拠集めに最適なレコーダーの種類を見ていきましょう。

ペン型のレコーダー

まずはペン型のレコーダーです。ペンのように細長い形をしているので、筆箱の中に入れおいても不自然ではありません。

また胸ポケットにさしておいても自然ですね。障害物がなくなるので、クリアな音声を録音できるでしょう。

腕時計型のレコーダー

腕時計型のレコーダーもあります。そのまま腕時計として装着できるので、普段から腕時計を身に付ける習慣がある子供なら活用できるでしょう。

内部ストレージ型とSDカード型

録音した音声を内部ストレージに保存するものと、別に挿入するSDカード型の2つがあります。

内部ストレージ型はSDカードを購入する必要がないのがメリットですが、録音できる容量に限りがあります。容量はレコーダーごとに異なるので、購入前に必ずチェックしておきましょう。

SDカード型は別途カードを購入する必要があるものの、大容量で録音できるのがメリットです。特に小さい子供はレコーダーの操作が難しいこともあり、自宅を出る際に親がスイッチをオンにしておく必要があります。

長時間録音をする必要があるため、SDカード型が適しているでしょう。

ICレコーダーでいじめの証拠をつかんだ後にするべきこと

ICレコーダーで子供がいじめを受けている証拠を上手くつかんだ後は、何をすれば良いのでしょうか。

いじめをしている相手の保護者へダイレクトに話しをしたくなりますが、必ず学校を介すようにしましょう。学校で起きたいじめは、学校側にも監督責任があります。

いじめが起きている現実を学校側に知ってもらうことで、今後いじめが起きないように対策を考えてもらう必要があるためです。

まずは子供の担任と話しをするアポイントを取って、音声データと一緒にいじめの被害を受けていることを伝えてください。

いじめの証拠があるので、その後の調査や対応もスムーズに進めてくれるはずです。

ICレコーダーで上手く録音ができない場合にするべきこと

最近のICレコーダーは高品質でキレイに録音ができるようになっています。とはいうものの、いじめられている現場は子供同士の動きが激しいことから、雑音などが入って上手く録音できないかもしれません。

また小学校低学年の子供はレコーダーの操作を上手くできず、そもそも録音さえできなかったという可能性も十分考えられることです。

いじめの証拠を確実につかむのであれば、探偵事務所に依頼をする方法もあります。

いじめ調査の実績が豊富な探偵事務所であれば、効果的・効率的にいじめの証拠を音声の他、画像や動画などに収めてくれるでしょう。素人が集めた証拠よりもクリアで、よりいじめられていることが分かるものが手に入るはずですよ。

まとめ

子供のいじめに関する証拠を得るために、ICレコーダーを使用することは問題ありません。

ただし子供自身や子供の持ち物に設置すること、データの改ざんをしないこと、そしてネットに載せたり不特定多数の人に送信したりしないことは守ってください。行き過ぎた使用はプライバシーの侵害などに該当する可能性が生じます。

ペン型や腕時計型などのレコーダーを選べば、いじめの相手に知られることなく録音することもできるでしょう。それぞれの状況に合わせた一つを探してみてください。

また探偵事務所でもいじめの証拠を集めるための調査をしてくれます。初回相談は無料としているところもあるので、気になった人は気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

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PIO探偵事務所では、様々なお悩みに対応しております。

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