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探偵コラム

一体なぜ?ストーカー犯の心理とストーカーをやめさせる方法

ストーカーとは、特定の人物に執着するあまり相手が拒否しても犯罪につながる行為を繰り返すことを指します。ストーカーを「気のせい」「いつかは収まる」と言って無視する方もいますが、放っておくと重大な事件に発展することも。また自分だけではなく家族や周囲の人間へも悪影響を及ぼすため、ストーカーは早めに対策することが大切です。今回はなぜストーカーしてしまうのか、犯人の心理と辞めさせる方法について解説していきます。

ストーカーの心理状態とは?

されている本人にとっては恐怖を感じ、命をも脅かすストーカー。ストーカーは法律上違法行為となる立派な罪ですが、これを行う者の心理はどういった状況なのでしょうか。多くの専門家によって心理状態の考察が行われているため、今回はその一つの「ストーカーの5つのタイプ」をご紹介します。

この心理状態を知ると「ストーカーになりそうな人物像」が分かるかもしれません。

精神障害タイプ

精神的な面が関係し、妄想的な恋愛感情を持ちストーカーになるタイプです。実際には行われていない会話や約束などを盲目的に記憶していることもあり、有名人や芸能人、ユーチューバーなどのストーカーに見られるのはこのタイプと言われています。

パラノイドタイプ

妄想からストーカー行為を繰り返すものの、行動はバレないように緻密に計算され、週の人間にも心優しく接するなど「ストーカーを匂わせない」よう振る舞うタイプです。このときストーカーの被害者は本人を知らないことがほとんどで、SNS上で知り合った人やたまたま目に入った見ず知らずの人間などをストーカーする犯人に多いとされています。

ボーダーラインタイプ

人格の形成が未熟。ゆえに相手の立場にたって考えることができないのが、このボーダーラインタイプの特徴です。このタイプは自己中心的で、相手を支配しようと画策しています。モラルハラスメント気質のある配偶者や、振られたことを恨む元恋人のストーカーにはボーダーラインタイプがよく見られます。

ナルシストタイプ

人生においての挫折を人間関係に絡めて考えるタイプで、例えば破局などの関係が崩れたできごとがあれば、これをきっかけにストーカーに発展します。「関係が崩れた」という原因にはさまざまあり、よくあるのが破局・離婚ですが、友人同士の喧嘩・絶縁が原因となることも。このときの犯人の心理は「自分は悪くない」と自信があり、被害妄想を抱いていることが多いようです。

サイコパスタイプ

相手の感情は一切関係なく、自分の欲望のままに行動するタイプです。冷酷な印象が強く、周囲の人間からは人望もあるため、「まさかあの人がストーカーするはずはない」といった印象を抱かせます。

犯罪者に多いのがこのサイコパスタイプ。またストーカーにも多いタイプであるため、大きな事件に発展しないうちに対策をしておくことがおすすめです。

ストーカー被害に悩んだら?対策方法

ストーカーに悩んだら、まずは放置せず素早く対策しておくことが大切です。ここからは起こすべき行動をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

速やかに警察に届け出る

ストーカーに悩んだら、まずは警察に届けましょう。警察というと「すぐに捜査してくれない」「事件が起きてからでよい」と考える方も多いのですが、事件になる前に相談しておく行動記録を作ることが大切です。事件性が低いとすぐに捜査とはならないかもしれませんが、自宅周辺の巡回を強化してもらえることもあります。

ストーカーやDV、悪徳商法などの専門ラインも設置されているので、まずは相談すべき機関を調べるところから始めてみましょう。警視庁では情報発信のためのポータルサイトを公開しているため、チェックしてみるのもおすすめです。

周囲の人間に協力してもらう

一番やってはならないのが、「自分だけでストーカーを特定する」「解決しようとする」といった行為です。ストーカーの心理は複雑で、こちらが否定したり嫌がるそぶりを見せると、過激化したり逆上して危険な目に遭うかもしれません。まずはどんなに些細な心配でも周囲の人に相談を。一人で自宅へ戻るとストーカーにバレてしまう、と考えたら、近距離でも誰かと一緒に行動する、自宅へ戻らず友人の家を利用させてもらうといった対策が効果的です。

ストーカー行為に悩む日々は、神経が摩耗して精神的な負担も大きいもの。一人で悩みを抱えず、周りの力に頼って自身の内面的健康を保つことが大切です。

探偵や興信所に相談する

警察に届け出たけれど、事態は硬直状態。また、周囲の人間に頼ると巻き込んでしまいそうで行動に起こせない。そんなときには、探偵や興信所などの調査機関を頼ることを検討してみましょう。探偵や興信所では、嫌がらせやストーカーなどの犯人を特定する「嫌がらせ調査」を依頼することができます。

張り込み・聞き込み・尾行などでストーカー犯を特定し、証拠を掴むことでストーカーをやめさせることもできるでしょう。ストーカーの証拠があれば、警察に提出することで問題解決もできます。

探偵や興信所に相談すると、

・犯人を特定できる

・素早くストーカー行為をやめさせることができる

・犯人の特定後、示談のために話し合いをすることもできる

など大きなメリットが得られます。調査には料金が必要ですが、これよりも深刻な犯罪に巻き込まれないためにも行動は素早く起こすことが大切です。探偵や興信所では無料で相談・料金の見積もりも行っているため、まずは依頼ありきではなく専門家の意見を聞くために利用してみるのもひとつの手段です。ストーカーに悩んでいる最中は心細く、冷静な判断を失いがちなので、誰かと一緒に相談へ行くと安心できます。

まとめ

命の危険をも感じるストーカー。ストーカーの心理は複雑で、どうやって事態をおさめたら良いのか悩む方もたくさんいます。重要なのは「早めの行動」で、事件が起こる前に手段を講じてストーカーをやめさせましょう。探偵や興信所では、調査の力によってストーカー問題の解決ができることがあります。一人で抱え込まず、まずは周囲の人間、専門家に相談することをおすすめします。

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